社会保険労務士 社労士試験一発合格の薦め





























   


私の勉強法


   理解するまでじっくり
   最初はさらっと
   繰り返しが大切
   睡眠時間は取りましょう
    暗記の方法
    過去問は読む
    すべて一問一答です
    悪問は無視
    模試に向けて勉強しない
    予想問題集は不要
    ノートは作らない
    マーカーは3色


 理解するまでじっくり

 私は暗記が苦手です。学生時代からの経験ではっきりしております。ですから理解することに全力を傾けました。なぜそうなるのか、どうしてそんな規定が作られているのか。こじつけでもいいので、理屈づけて覚えていきました。

 こうやって覚えますと、忘れてしまった時にでも理屈から考えて結構思い出すことができたりします。また科目が違っても同じような理屈で法律が定められていますので、関連付けて覚えられます。ただ微妙な違いがありますのでそこは気をつけなければなりません。(横断学習に通じるものですね)

 ですから学習当初は非常に進むペースが遅くなります。ただ、ここでしっかり理解しておくと復習が楽になります。一通りの勉強を終えると、というよりも次の科目を終えたくらいで、最初に勉強した科目のことはほとんど覚えていませんでした。しかしテキストを読み返すと「そうだったそうだった。こんなこと書いてあったなぁ。」という感じで、知識が浮かんできます。

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 最初はさらっと

 上で書いたことと矛盾するようですが、最初はさらっと進んでください。理解することは非常に大切なんですが、覚える必要はありません。無理に覚えようとせずに理解する。これが大切です。どうせ一回で覚えられるわけがありませんので、最初から完璧に覚える必要はありません。

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 繰り返しが大切

 ここまで書いてきましたように、最初から覚えることは目指しませんでした。理解に努めます。しかし本試験の時にはポイントは覚えていないと、さすがに合格点はとれません。では、どうすればよいか。ひたすら繰り返します。皆さんも九九の計算は出来ますよね。ですが小学校で習ったばかりのころはいかがだったでしょうか。お風呂の中で繰り返して言って覚えたりしませんでしたか。小テストなんかの出来が悪かったりすると、本当におぼえられるのか不安になったり。大人に成れるのか心配したり。(ほっといてもどんどん年は取ったわけですが)

 答案練習や過去問などをやっていますと、意味がよくわからないところ、解釈が不安なところなどが出てきます。そのときには必ずテキストの該当部分を読み理解し直します。そうすると一通りの学習を終えるまでに、テキストの重要な部分、理解が不十分な部分は読み返すことになります。本試験までこの方法を繰り返すと、大事なところは何回も読み返すことになりますので自然に記憶されていくようになります。完全に理解できて、深く記憶に刻まれた部分はテキストを読み返す必要がなくなりますから、学習時間はどんどん短くなります。あせらずじっくりさらっと繰り返し学習してください。

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 睡眠時間は取りましょう

 今ではえらそうに色々書いておりますが、学習開始当初は気合が入りまくりで、睡眠時間を削って勉強しておりました。しかし机に向かっている最中に息苦しくなったり、ベッドまでたどり着けず床で寝てしまったりしておりました。がんばっているという自己満足はありましたが、効率は悪かったです。お勤めの方は一日8時間は無理でしょうが、昼間にあまり眠くない程度は睡眠時間をとったほうが良いと思います。居眠り運転して事故を起こしたら試験どころではありません。それにどうやら人の脳は寝ている間に記憶を整理するそうですから、寝ないことには学習する甲斐がないとも言えそうです。

 ここで注意していただきたいことは、寝る前に新しい部分を学習しないということです。私が考えている学習とは理解するということですから、頭を使って考えます。これをやりすぎると頭がフル回転しておりますので、すぐに眠りに入れないんです。体と脳は疲れているので眠りたいのですが、頭がさえて眠れない。普段はベッドに入ったらすぐに朝でしたから、おそらく不眠症とはこんなものかいなと、苦しいな、と感じたものです。寝る前は意識的に復習や単純な暗記に取り組むようにしてください。

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 暗記の方法

 理解することに重点をおいて学習しますが、社労士試験にはどうしても丸暗記が必要なものがあります。これは語呂合わせで覚えるか力技で覚えるかしなければなりません。たとえば雇用保険法の失業等給付の体系図や健康保険法の高額療養費の計算式など。「就職促進給付は就業促進手当と寄宿手当と広域求職活動費の3つである(答えは×)」なんて問題が毎年必ず出ます。この体系図自体を復元することはきっちりと理解していると可能ではありますが、試験中にそれをやってこの選択肢の正誤を導き出すのはあまりに時間が掛かりすぎます。また学習を進める上でも、この体系図が頭に入っているほうが効率よく理解できるようになりますので、先に覚えてしまいましょう。

 失業等給付の体系図をご覧ください。この枝分かれの雰囲気を掴んでください。つまり失業等給付は4つに分かれて、一般の被保険者がさらに4つに分かれてという感じです。就職促進給付は3つに分かれ、さらに3つに。雇用継続給付は3つに分かれて、上の2つはまた2つに。これをまずイメージできるようにします。あとは当てはまる用語を、力技の語呂合わせです。求職者給付の一般被保険者の4つのうち上の3つの頭文字は全部「き」なんです。上から「きぎき」。基本手当てはメジャーですからいいとして、傷病手当も独特ですから記憶には残っていると思います。「きぎき」このリズムで3つ目の「寄宿手当」が覚えられるのではないでしょうか。(私が寄宿手当をどうしても覚えられなかったため、このリズムで覚えました)

 就職促進給付は3つ。就業促進手当と移転費と広域求職活動費は「しゅういこういき」。つまり「就職を促進するには周囲広域に求職しないと」みたいな感じです。

 私は車通勤ですので密室にいる時間が毎日あるわけです。助手席にこの体系図のページを開いておいて、信号待ちのときに確認します。あとは声に出して覚えます。こんな感じ。「就職促進給付は3つで周囲広域。しゅうは就業促進手当、いは移転費、こういきは広域求職活動費。その後ろも3つだから・・」。これを暗記したいものについて繰り返します。必ず声にだして。歩いているときなどは、その日に朝に覚えたことの復習です。(小声か頭の中で)電車通勤の方は、コピーをポケットに入れておけばいいですよね。繰り返し繰り返し、必ず覚えられます。

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 過去問は読む

 初めて過去問を学習するときは、問題を読んだらそのまま解答も読んでください。私は通信学習でしたので答練も読んでいました。これは学習法の研究をしていた時に、どこかで見かけた方法です。「過去問の解答から先に読んでもいい」とまで書いてありましたが、さすがにそれはやりすぎかと思いますが、大した知識もないのに問題を解くのは時間の無駄です。

 小学校の算数の教科書を思い出してください。例題の下には必ず解答が書いてありましたよね。それと同じと考えてください。知識があいまいなのに問題を解くのは所詮無理な話なのです。なのに、テキストを読んだだけで問題を解こうとして解けずに落ち込む方が非常に多いようです。やる気も落ちますし本当に時間がもったいないことです。合格体験記を読んでいますと「選択肢を覚えてしまうから・・(AかBかとか)」と書かれている方もいらっしゃいますが、選択肢なんて気にする必要がないのです。全てその選択肢一つ一つの何処がおかしくて、あるいは何について触れているから正しいと判断できるかを学ぶのですから5択であることは忘れてください。(実際、正解が複数あったり、一つもなかったりということが社労士試験ではたまにあります)

 この方法は意識していないとなかなか出来ません。私もつい問題を解いてしまったことが何度もありました。ぜひ強く意識して最初は問題を解かずに解答を読むようにしてください。

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 すべて一問一答です

 全科目の学習が終わったら、問題を解く練習を始めます。本を買うとアンケート葉書がよく挟んでありますが、それを使いましょう。解答をそれで隠しながら問題を読み、頭の中で正誤の判断とその理由を考え、葉書をずらして答え合わせ。この時に紙に書く必要はありません。時間がもったいないですから。あくまでも一問一答スタイルです。

 時間が本当に足りないようであれば、試験直前期と模試の復習以外は解かずに読んでいたほうが良いかも知れません。

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 悪問は無視

 学習が進むと、過去問の中に他の問題とは雰囲気が違い、どうでもいいようなことを聞いている問題があることに気がつきます。ごくたまにしかありませんが、それが悪問です。そんな問題は鉛筆で塗りつぶすか、思いっきりバッテンをつけたりしてください。誰もそんな問題解けません。そんなものに係わっていると知識が混乱しますし、過去問で分からないのがあると思うと気になりますから、抹殺してください。

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 模試に向けて勉強しない

 社労士試験の分析を見ていただければ分かりますが、私の模試の成績は科目ごとの点数のばらつきや、同じ科目でも模試ごとの出来不出来がとても大きくなっています。これは、模試ごとの難易度の違いというよりも、直前に勉強したものが点数が良いという単純な理由です。私の場合意識的に模試を多く受けていましたので、模試対策をいちいちしませんでした。模試で良い点数を取ることが目的なのではなく、試験の雰囲気・時間配分に慣れることや自分の弱点を炙り出すことが本来の目的ですから。

 しかしあまりにひどい点数を取るとへこみますし、折角集中して問題を解くのですから最低限の知識はあった方が良いです。私の場合模試の前日(土曜日で1日仕事なし)に全科目をパーっと見直して、苦手に感じている科目を少し余計に復習する程度にしていました。

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 予想問題集は不要

 予想問題集は要りません。そんなにやっている時間はないです。テキスト・過去問・模試の復習だけがっちりやれば十分だと思います。(ここでの「がっちり」とは、模試を再度解いたら満点が取れるようにするということです。私には出来ませんでしたが。)

 模試は各受験予備校の威信をかけて練りに練った問題が出されます。これ以上の予想問題はないわけです。手を広げすぎても、ようやりきれませんよ。

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 ノートは作らない

 時間がもったいないです。それよりもどんどんテキストに書き込んでいきましょう。後で読み返さなければならないところ、忘れてしまいそうなところなどには付箋です。100円ショップで幅3cm〜5cm位のを買ってきて「資格の得喪」とか「高額療養費」とか書いてインデックスみたいにべたべた貼ります。きれいに順番になんてやってはダメですよ。字だって自分が読めればいいんです。見かけはどうでもいいです。

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 マーカーは3色

 マーカーは深く考えずに引いたり引かなかったりしていました。どうでもいいと思います。ただ、安全衛生法だけは3色使うと良いと思います。厚生労働大臣・都道府県労働局長・労働基準監督署長の色を決めて塗り分けるとよろしいかと思います、まぎらわしので。くれぐれもフリーハンドでパッパと引いちゃってください。

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